第40回関東学生グライダー競技会 Day5

 本日ブログを担当いたします、3年の石田です。


関東大会最終日となりました。昨日時点での全国選出点は10位....

なんとしてでも9位に上がり、全国への切符を手にしたいです。


全体の二発目、法政一発目に四年安原が飛び立ち、周回!!


まだ条件出きっていない二発目からしっかりとサーマルをつかみ上昇!!

雲のない風下側に伸ばしていったときは、法政一同ひやひや......

しかし、事前の調べにより風下を信じていたようです!33分の周回!!!


もちろん、暫定トップでした!

迎えに行く石田、山下です!!





自身たっぷりの法政。幸先がいいと、士気も上がっていきます!!

続いて二発目、条件が良くなってきたところで一番手、われらが主将4年長田!!
全国選出点が欲しい法政は昨日までとは違い、条件の一番良いときにエースを飛ばす作戦に変更!! がんばれ主将!!!!



他校も周回し始め、法政一同焦り焦り。

しかし、たくさんのOB,OG,教官方がいらっしゃってくれました。法政ブースは大盛り上がり!!


全国選出点で法政の上位は立教、明治、中央、東大......

ここを抜かさねば全国へは出られません。

しかし二発目長田が飛び上がって数分後、中央23が28分、明治DGが35分で周回....!

明治とは昨日時点で100点ほど差があり、dgのハンディキャップ0.95,disucusのハンディキャップ0.90を考慮すると安原の爆速33分周回ではかないません....

主将長田を信じて全員が一喜一憂、しかしここで一度長田がランディング....

デイリーをとるため、時間がかかってしまったのでダイブを開き自らランディング。賢明な判断でした


もう一度、長田出発!こんどこそサーマルをつかみ取れ!!!!

主将が飛び上がり上空でソアリングしている間、気になる機体がもう二機.....

それは立教23,東大Jr....

このどちらかが周回ができなければ、1周済みの法政は順位繰り上げ、全国に出場できます。


少しして長田先輩が千代田をクリア!!!とてもはやい。ブースは一気に沸きます。

前方には立教23!高度差は十分、下に入り追いつこうと試みます。

そして同時にブレイク、二機ともに給水塔へと伸ばしていきます。そして両機とも別々のサーマルにヒット。

しかし、立教23の上りが強く、法政XTを置いて給水クリア、そしてゴール.....

立教は29分でゴールしました。

その後長田は少し時間をかけてゴール。


疲れ切った主将に代わり、次期主将の山下が飛びます。



ふざけた写真を撮っていますが、それも緊張を紛らわすため。


このまま東大が周回してこなければ全国へ進出。

しかし周回してきた場合、33分を切る、25分を切る周回をしなければ....と。


プレッシャーと闘いながら、山下の発航直前、クルーは東京Jrと雲の様子を気にかけています。すると、東京Jr給水塔クリアの無線が....!

そしてゴール。


東大3年のY田よ、とても見事な周回だった.....!


あとは山下の爆速周回しか望みがありません。

行け山下!!見せつけろ!!!

応援の嵐、法政はすべてをかけて山下に声援を送りました。

いけると信じる部員、あるいは願う部員....

泣いても笑っても関東大会最後のフライトです。


条件もしぼみ、他校も全機ランディング。競技発航も終了しました。

上空に飛ぶはただ一人、われらが山下です。

薄い雲が日光を遮り、淡い光に照らされた妻沼の上空を法政XTは漂いました。

もしかしたら強いサーマルが... そんな期待を胸に漂い続けました。

30分を経過し、高得点は望めないとわかっても、団体の順位だけでもと、時にはサーマルを信じて千代田に伸ばし、ソアリングし....しかし上げきれない....

そうしているうちに1時間ほどが経ち、ゲートクローズ。

山下も無念でランディング。



こうして、法政の関東大会は終了いたしました。


結果は団体3位。全国選出点は10位、一歩とどかず、法政は関東で敗退となりました。


閉会式にて、団体3位の表彰を受けました。うれしいはずが、どうしても悔しさが顔からぬぐえない。




選手一同の集合写真です。(右から、3年石田、山下、4年大城、安原、長田)



今年は全国に出場できず、無念の敗退となりました。

4年生は、山下、石田の3年生に来年を託すと、言ってくださいました。

来年は必ず全国出場、そして優勝を勝ち取って見せます。


以下、最終的な順位です。 

個人 

1位 高木翔慶(青山学院大学) 2706点 

2位 中村一創(防衛大学校)2680点 

3位 吉田匡輝(東京大学) 2666点 

--------------------------------- 

9位 安原康起(法政大学) 2447点 

13位 長田凌弥(法政大学) 2303点 

23位 山下晴駿(法政大学) 1534点 


団体 

1位 早稲田大学 7473点 

2位 慶應義塾大学 7005点 

3位 法政大学 6284点 

4位 明治大学 5656点 

5位 防衛大学校 5200点 

6位 青山学院大学 4410点 


全国選出点(9位まで全国出場) 

1位 防衛大学校 2908点 

2位 東京理科大学 2840点 

3位 青山学院大学 2706点 

4位 慶應義塾大学 2693点 

5位 中央大学 2687点 

6位 東京大学 2666点 

7位 早稲田大学 2653点 

8位 立教大学 2602点 

9位 明治大学 2585点 

----------------------------------- 

10位 法政大学 2456点 

11位 東海大学 2158点 

12位 東北大学 1861点 

13位 千葉工業大学 1711点 

14位 日本大学 972点 


最後になりましたが、本日は江澤教官、日髙教官、妓津教官、斎藤教官、栗原先輩、新井先輩、長谷川大先輩、佐藤先輩、関根先輩、須崎先輩、田中先輩、吉居先輩にお越しいただきました。お忙しい中お越しいただきありがとうございました。 


また、日髙教官、長谷川大先輩、佐藤先輩、須崎先輩、田中先輩、吉居先輩からお菓子の差し入れ、妓津教官からバナナの差し入れ、斎藤教官からお菓子と果物の差し入れ、関根先輩からノリの差し入れを頂きました。重ねて御礼申し上げます。 


応援してくださった方々、ありがとうございました。

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